トップメッセージ
ごあいさつ
平素は、島田掛川信用金庫をお引き立ていただき、誠にありがとうございます。
このホームページでは、当金庫の経営方針や業績に加え、各種商品やサービス等の情報についてご案内しております。みなさまには、当金庫についてのご理解を一層深めていただければ幸いに存じます。
さて、令和6年度の地域を取り巻く金融経済環境は、日本銀行の17年ぶりの政策金利引上げによって「金利ある世界」が再来し、金融業界にとって大きな節目の年度となりました。足元においては、企業の賃上げが加速しつつあり、堅調な設備投資や個人消費の持ち直しなど全体としては緩やかな回復基調を示しています。一方で、中小小規模事業者にとっては原材料価格の高騰が続いており、業績回復が伴わない中でも人手不足からの賃上げを迫られるなど、依然として厳しい経営環境にあります。
こうした環境のもと、当金庫では地域のお客様の課題解決に向けた取組みを継続し、地域貢献に積極的に取組んできました。創業を目指すお客さまや革新的な取組みに挑戦するお客さまには、「SKスタートアップ補助金」を創設し事業の発展をサポートする態勢を整え、地域経済の活性化に取組みました。環境問題に対しては、融資商品「シマカケ・サステナビリティ・リンクローン」やGHG排出量算定サービス「しずおかGXサポート」の取扱開始のほか、「合併5周年記念定期預金」の販売額の一部を一般社団法人静岡県環境資源協会に80万円を寄付するなど、SDGsや脱炭素にも積極的に貢献しました。また、令和6年12月には菊川南支店を新築移転オープンし、地域の活性化と地域のお客さまに利便性の高いサービスの提供にも取組んでまいりました。
令和7年度は、中期経営計画(NEXTSTAGE2025~新たなる挑戦~)の最終年度(3期目)です。昨年度からのキーワードである「原点回帰」と「変化」を基本とし、原点である信用金庫3つのビジョン「地域社会繁栄への奉仕」「中小企業の健全な発展」「豊かな国民生活の実現」を念頭に、中小小規模事業者への課題解決支援や個人のお客さまへのコンサルティングを通じ、お客さまの資産形成に繋がる様々な取組みを継続してまいります。また、営業地域内の地方公共団体等と連携した地方創生にも取組み、地域全体の経済活性化にも積極的に貢献してまいります。
今後ともより一層のご支援、ご愛顧を賜りますようお願い申し上げます。
令和7年4月
理事長 千葉 靖史