Disclosure 2024 <トピックス編>|島田掛川信用金庫の現況
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456723 近年、国際社会において「マネー・ローンダリング・テロ資金供与・拡散金融対策」の重要性が高まっております。また、国内においても預金口座を悪用した特殊詐欺などの金融犯罪が発生しています。 当金庫では、リスク統括部を統括部署、リスク統括部担当役員を責任者として定めるとともに、当金庫が直面するリスクを適切に評価し、リスクに応じた対策を実施しています。 島田掛川信用金庫(以下、「当金庫」といいます)は、マネー・ローンダリング及びテロ資金供与(以下、「マネロン・テロ資金供与」といいます)対策を経営上の最重要課題の一つとして位置付けるとともに、関係法令を遵守し、業務の適切性を確保すべく、以下の措置を講じ、管理態勢整備に取り組んでまいります。1当金庫とお取引をいただいているお客さまに対し、「お客さま情報の確認に関するお願い」のハガキを順次発送させていただき、お客さま情報を定期的に確認させていただく取組を行っております。また、窓口でのお声掛けや営業担当による訪問により確認させていただく場合もあります。お客さまにおかれましては、この取組にご理解いただき、当金庫からの「お客さま情報」に関する定期的な確認の依頼に対して、ご回答にご協力くださいますようお願い申し上げます。(2)当金庫は、マネロン・テロ資金供与対策の責任者及び統括部署を定めて一元的な管理体制を構築し、関係部署連携の下、組織全体で横断的に対応します。(3)当金庫は、マネロン・テロ資金供与対策に関して役割及び責任を明確にし、適時的確に対応できる庫内体制を整備します。▲ハガキ見本Disclosure 202422お客さま情報の定期的な確認にご協力くださいマネー・ローンダリング及びテロ資金供与対策に係る基本方針組織体制(1)当金庫のリスク管理の最終意思決定機関である理事会は、マネロン・テロ資金供与対策の重要性を理解し、その対策に主体的かつ積極的に取り組みます。リスクベース・アプローチ リスクベース・アプローチの考え方に基づき、当金庫が直面しているマネロン・テロ資金供与に係るリスクを特定、評価し、リスクに見合った低減措置を講じます。お客さま管理 当金庫は、適切な取引時確認を実施し、お客さまの属性や取引に応じたお客さま管理を行います。また、定期的にお客さま情報や取引内容の調査・分析を行い、対応策を見直します。疑わしい取引の届出 当金庫は、疑わしい取引の届出について、適切な取引モニタリング、フィルタリング、スクリーニングを実施し、疑わしい顧客や取引を的確に検知・監視・分析できる態勢を整備します。また、疑わしい取引が判明した場合は、当局に対して速やかに疑わしい取引の届出を行います。経済制裁及び資金凍結 当金庫は、国内外の規制等に基づき、制裁対象者との取引関係の排除、資産凍結等の措置を適切に実施します。役職員の研修 当金庫は、役職員に対して、その役割に応じて必要かつ適切な研修・教育を実施し、役職員の専門性・適合性等の維持向上に努めます。遵守状況の検証 当金庫は、マネロン・テロ資金供与対策に関する遵守状況を検証し、その検証結果を踏まえてさらなる態勢の改善に努めます。マネー・ローンダリング・テロ資金供与・拡散金融対策への取組

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